この記事のまとめ
この記事では、ホワイト企業に転職するための流れや注意点、転職を成功させるために必要な転職エージェントをご紹介しています。
こんな人におすすめの記事です。
ぼくは新卒でブラック企業から転職して、今はホワイト企業で働いています。
ブラック企業で働いている時は毎日、会社や仕事について悩んでいました。
毎日終電まで働いてて、身も心もボロボロだよ・・・
転職を考えたこともあったけど、どこも同じって言われるし・・・
同じことを思いながら通勤していました・・・
ブラック企業を抜け出して、ホワイト企業に転職するための流れや注意点、おすすめの転職エージェントをお伝えします。
ブラック企業で悩んでいたぼくが、何を考えて、どうやって転職を成功したかを見てみて下さい。
同じように悩んでいるなら、ホワイト企業への転職の役に立ちますよ。
ホワイト企業のことを知り、転職エージェントに登録するところから転職成功の1歩を踏み出しましょう。
ホワイト企業に転職するなら大手企業を選択肢に入れる
まずは転職先として、大手企業を選択肢に入れましょう。
ブラック企業からホワイト企業への転職を目指す場合、企業選びが重要です。
数多くの企業からホワイト企業を選ぶのは簡単ではありません。
大手企業というと、尻込みしてしまう人もいますが転職するうえで選択肢に入れるべき理由を、3つご紹介します。
上場企業であれば法律違反がされにくい
理由の1つ目は、上場企業にもなればよりホワイト企業である可能性が高くなります。
企業が上場するには「上場基準」を満たす必要があります。
例えば、東証一部に上場するためには、次のような基準をクリアしなければいけません。
株主数:2200人以上
流通株式:2万単位以上
流通株式比率:35%以上
企業時価総額:250億円以上
純資産:10億円以上
これだけの条件を満たすためには正当な会社である必要があります。
上場すると世間の目も集まるので、法律違反なんてできませんからね。
大手企業では部署異動がしやすい
大手企業は社員の数も多く、部署も多いです。
部署が多ければ、仕事内容や部署の人間関係を原因に転職を考えたとしても、部署異動で解決することもできます。
何度も転職を繰り返してしまうことも防ぐことができますね。
加えて、部署異動で自分が好きな仕事に挑戦できる機会も増えます。
ホワイトな環境で働きたいのであれば、規模の大きな会社を目指すことをおすすめします。
大手企業はホワイト企業の要素を含めやすい
大手企業には安定した経営が必要です。
経営が安定していればそれだけ社員が働きやすい環境も整えやすいですよね。
例えば、給料や福利厚生、休日の多さなども経営が安定しているからこそ受けられるものです。
もしブラック企業であれば、経営も安定しないために、給料が安くなったり、福利厚生も整えられず、サービス休日出勤をさせてでもなんとか経営を安定させようとします。
こうした理由からも、ホワイト企業を選びたいなら大手企業を選ぶべきです。
ただし、大手企業=ホワイト企業ではありません。
ホワイト企業とはどのような企業でしょうか。
ホワイト企業の定義・特徴
ブラック企業とホワイト企業を経験した私が考えている「ホワイト企業」の定義や特徴を、5つお伝えします。
私は次のような企業をホワイト企業と捉えています。
2.充実した福利厚生
3.女性が働きやすい環境
4.新人教育や研修がしっかりしているか
5.企業が従業員のキャリア設計をフォローしているか
1.年間休日が120日以上ある
年間休日120日は平均です。
「完全週休2日、祝日、年末休暇」であれば平均の120日ほどになるので、ホワイト企業と言えると考えます。
休日日数は、転職を考えるときに確認必須です。
他の条件や待遇が良くても、例えば年間休日90日しかないと安心して働けません。
きっとすぐにまた転職することになるでしょう。
「働くことが生きがいだ」という人以外は、年間120日は確保しましょう。
2.充実した福利厚生がある
福利厚生は、企業が社員に対して生活や暮らしの支えとして用意するものです。
例えば、社会保険(雇用保険、健康保険、介護保険、労災保険、厚生年金保険)や住宅手当、交通費、健康診断費、退職金などが該当します。
福利厚生は当たり前と思われがちですが、企業によっては用意されていない場合もあります。
「前職場ではあったのに、転職先には用意されていない」
なんてこともあるので必ず確認しましょう。
3.女性が働きやすい環境か
男性でも「女性が働きやすい環境か」は、注目する必要があります。
日本社会は男性の方が働く人数が多いです。
企業側の心理としては、男性が働きやすい環境を用意した方が、多くの社員の満足度を高められるので優先度が高くなります。
どうしても女性が働きやすい環境を整えるのは2の次になりやすいのです。
そのため、女性が働きやすい環境であれば、男性も働きやすい可能性が高くなります。
4.新人研修や教育がしっかりしているか
新人のための研修や教育がしっかりしているということは、社員に長く働いてもらう気持ちが現れています。
次世代を担ってもらう期待ですね。
もし社員を使い捨てのように扱うのであれば、研修や教育はおろそかにします。
転職だと中途採用となるので、新卒のような研修や教育は受けられないかもしれません。
それでも、会社の考えや体制を測るうえでは研修や教育が従事しているかは確認することをおすすめします。
5.企業が社員のキャリア設計をフォローしているか
企業として社員の「キャリア設計」。
つまり将来の姿・職業人生を設計することを能動的にフォローしようとしているかが重要です。
企業がキャリア設計をフォローしていれば、それだけ社員を大事にし、将来も見据えた環境を用意していることに繋がります。
もし、キャリア設計のフォローがなければ、あなたが成長したり昇進することも難しいかもしれません。
ホワイト企業になりやすい業界・職種
ホワイト企業に転職するために業界や職種を変更することも選択肢としてアリです。
ホワイト企業を選ぶには、時代やニーズに合った業界・職種を選ぶ必要があります。
コロナ禍でも安心な業界
例えば、コロナ禍でも安心と考えられる業界や職種は次のようになります。
- ITソフトウェア業界
- 食品関連業界
- 家具・家電業界
それぞれについて、ご紹介します。
ITソフトウェア業界
在宅勤務が増えて、企業のITソフトウェア製品への投資額が増えています。
私もITソフトウェアの企業で働いていますが、コロナ禍で需要が増えているのが分かります。
コロナ需要はこれからも続くでしょうし、ITソフトウェアへの投資は今後さらに加速されることが予想されます。
今後の世の中の動きからも、ITソフトウェアに限らずIT系業界は伸びていくため、選択肢には必ず入れるべきです。
食品関連業界
緊急事態宣言がされていても、食品は必要です。
特にコロナ禍では、多くの人が自宅で食事を取る機会が増えたため、自宅用の食品の売上は上がっています。
世界がどんな事態になっても人間が食事を必要である限り、食品業界が衰退することはないでしょう。
衰退しない業界であれば、安心して働くことができますよね。
家具・家電業界
コロナ禍では、外に出れない代わりに家の中を充実させる人が増えています。
テレワーク用のデスク・椅子だけではなく、通常利用のソファやダイニングテーブルなどを長い時間使うことになるので、高級な物・使い勝手が良いものがよく売れています。
ホテル暮らしが大流行でもしない限り、家具・家電業界も大きな衰退は考えにくのでおすすめです。
コロナ禍にホワイト企業で働くべき職種
ホワイト企業で働くのであれば、次の職種がおすすめです。
- 営業
- 事務系
- システムエンジニア
それぞれの理由についても、ご紹介します。
営業
営業というと、ストレスも高く大変な職種と思われがちです。
もちろんイメージと正しいこともありますが、私のようにストレスなく働ける環境もあります。
しかし、ホワイト企業の営業であれば一般のイメージより働きやすい職種だといえます。
特にコロナ禍では、営業も在宅で勤務しやすくなっています。
商談はWeb会議システムを利用、コミュニケーションツールも豊富にあり従来と同様に仕事をすることもできています。
事務系
事務系は、言わずとしれた大人気の職種です。
特にコロナ禍では在宅勤務もしやすく、よりストレスなく仕事ができる職種になっています。
ただし会社によっては、請求書や納品書などの印刷や押印が必要なために出社する必要がある場合もあります。
事務で働くことを希望する場合は、コロナ禍での出社が必要かどうかも確認した方が良さそうです。
システムエンジニア
引く手数多のシステムエンジニアもおすすめです。
人によって向き不向きはありますが、文系の人でも選択肢にできる人気の職種です。
関わる案件や環境が重要ではありますがコロナ禍では在宅勤務もしやすく、システム作りが好きな人にとっては何よりも楽しく仕事ができる職種となれます。
小学生のプログラミング授業が必須になるなど、業界に追い風も吹いています。
ホワイト企業の見分け方
業界や職種を決めたら、続いて企業選びをします。
どんなに業界や職種を考えても、企業選びを間違えたら意味がありません。
ホワイト企業を見分けるためには、魅力的な言葉に惑わされないことが大切です。
求人情報ページや面接で見分ける
ホワイト企業かブラック企業かは、求人情報ページで見分けます。
求人情報に記載する内容は企業が考えるため、パッとみただけではどこもホワイト企業のように見えます。
その中でも、気をつけるワードとしては「アットホームな職場」「若手活躍」「高給料」です。
「アットホームな会社」はプライベートにも干渉される可能性があったり、「若手活躍」とあれば長く続ける人がいないのかもしれません。
「高給料」は魅力ですが、インセンティブの結果という場合もあります。
すぐに高給料がもらえるわけではありません…
魅力的な言葉が必ずしも好条件につながるわけではないんですよね。
また、面接時に見分けることもできます。
会社の中が暗かったり、社員に元気がない、怒声罵声が聞こえる、などの場合は面接が上手くいったとしてもおすすめはできません。
ささいな面接時のイメージ・直感も大切にしましょう。
求人を頻繁に出している企業は要注意
ホワイト企業を見分けるためには、長期間で情報を集めることも大切です。
例えば、求人情報を頻繁に出している企業は怪しいです。
求人情報を頻繁に出す理由としては、次のようにあげられます。
- 応募がない
- 人がすぐに辞める
- 辞める前提の組織体制である
いずれにしても、長く働く環境ではないことが分かりますよね。
そのため求人情報は短期間で集中して見るのではなくて、長期間に広く見る必要があります。
求人情報を見るのに便利なサービスとしては、転職サイトがおすすめです。
自分のペースで多くの求人情報が閲覧できるので、活用しやすいですよね。
ホワイト企業に転職したいなら無料の転職エージェントは必須
転職をするときには、転職エージェントを利用することは必須です。
ぼくは初めは軽い気持ちで転職エージェントに登録しましたが、37日後には今のホワイト企業から内定をもらっていました。
転職サイトもホワイト企業を探す役に立ちますが、より確実に探すのであれば、転職エージェントの利用をおすすめします。
理由としては次の3つがあります。
- 転職エージェントは転職活動のプロである
- 長続きする企業を紹介してくれる
- 企業は転職エージェントの方が本気
それぞれについて、解説します。
転職エージェントは転職活動のプロ
転職エージェントは転職支援を事業としているので、転職活動のプロフェッショナルといえます。
企業と転職者の両方を見たうえで、転職について客観的なアドバイスをしてくれます。
転職サイトでは自分で求人を探すのに対して、転職エージェントは担当者がおすすめの企業を選択してくれるので、良い企業を見つける時間を短縮することができます。
短期間に転職を決めたい人は転職エージェントの利用をおすすめします。
転職エージェントは長続きする企業を紹介してくれる
転職エージェントは、転職者が3ヶ月ほど転職先で働くことで紹介料を得ることができます。
つまり、すぐ辞めるような企業を紹介してしまうと、紹介料を得ることができず無駄足となってしまい、さらには企業側・転職者からも信用を失ってしまいます。
なので転職エージェントは長続きする企業を紹介してくれて、もし該当の企業がなければ、紹介できる企業がないことも正直に教えてくれます。
企業が求人を出すのは転職エージェントがメイン
求人を探すために使われる主なサービスが、転職サイトと転職エージェントです。
転職エージェントを使うことで、求人を探す手間が省けるだけではなく、求人情報に載っていない企業の情報も教えてくれます。
これは転職エージェントが実際に企業を直接見ているので、その際の印象や、実際の労働環境なども教えてくれるのです。
企業からしても、費用を継続的にかけて転職サイトで募集するよりは転職エージェントに費用をかけて短期間で募集した方が効率が良くなります。
より本気度が高い求人は転職エージェントで見つけることができます。
転職エージェントは転職に関する情報をたくさん持っているので、まずは話を聞くだけでも相談にのってもらうことができます。
何を話せばいいか分からないけど、聞くだけならできそう
転職エージェントとの面談で前の会社がどんなに危険か気付いたよ!
ホワイト企業に転職成功した経験からおすすめする転職エージェントTOP3
転職エージェントと言っても、各社サービスがたくさんあります。
それぞれ特色があり、どれを使ったら良いか迷ってしまいますよね。
そこで、ブラック企業からホワイト企業に転職成功した経験からおすすめできる転職エージェントを3つをご紹介します。
第1位 リクルートエージェント
【リクルートエージェント】はぼくが実際に、ブラック企業からホワイト企業に転職できた時にホワイト企業を紹介してくれたサービスです。
転職成功実績No1の転職エージェントはその名の通り、業界最大手の転職エージェントです。
求人数も多く、企業から見ても安心して求人を任せられるサービスになっています。
そのため、初めて転職する方、転職活動をなにをしたら良いか分からない方でも安心して利用することができます。
各種転職支援サービスも充実していて、転職活動に迷いなく行動をすることができます。
担当のエージェントも経験豊富な方が多く、相談するうちに自分がどのように転職活動をすればよいか自然と見えてきたことが、転職成功の要因の1つになりました。
>>【体験談】リクルートエージェントに転職相談した1ヶ月後には転職先が決まってた
第2位 マイナビエージェント
マイナビエージェントは上位サービスとは異なり、首都圏と関西圏の20〜30代の方の支援に力を入れている転職エージェントです。
マイナビは新卒の就職活動でも有名なサービスで、転職エージェントとしても各企業との人事採用担当とも太いパイプを持っていることを公言しています。
また、転職支援対象を絞ることで、専門領域・業界に精通したアドバイスをもらうことができます。
あなたが首都圏もしくは関西圏で仕事を探す20〜30代のビジネスパーソンであれば、登録しましょう。
第3位 DODA
DODAエージェントサービスは転職者満足度No1で、業界2位の転職エージェントです。
駅や電車の中など、日常生活の中で広告を目にすることも多いですよね。
よく目につくということは、それだけ広告を出すことができる実力がある会社ということです。
転職支援実績、求人数ともにリクルートに次ぐ日本最大級となっているため、安心して利用できます。
多種多様な求人があり、その中でもDODA限定の求人もあるので登録する価値は大いにあります。
まとめ
ブラック企業で働くことに疲れてしまった方や、ホワイト企業でストレスなく働きたい方、転職を考えても何をしたら良いか分からない方は、ホワイト企業を知り、転職エージェントの利用をおすすめします。
転職エージェントを使って転職成功するだけで、今までの人生より驚くほど心に余裕がある生活を送ることができます。
例えば、
- 毎日定時で帰宅してジムに通ったり
- ゆっくりゲームやテレビを見たり
- 平日の用事に有給を使って参加したり
- 新しいことにチャレンジして、新しい自分に出会うことも
- 恋人探しや婚活をする時間もできる
ぼくがブラック企業からホワイト企業に転職したときに利用したサービスは、リクルートエージェントでした。
おすすめの転職エージェントは次の通りです。
どれも利用する分には申し分ない転職サービスです。
転職エージェントの利用のコツとしては、2つは登録することです。
担当エージェントとの相性も大切。
2つ登録して合う方の転職エージェントを利用すると効率が良いよ。
2つかぁ、どれを使うか迷っちゃうなあ。
それでも迷ってしまう方は、総合的に次の2つのエージェントをおすすめします。
今日の行動が1ヶ月後のあなたの生活を変えます。
いま動き出して、ブラック企業から抜け出しましょう。
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