この記事のまとめ
自分の会社がブラック企業かどうかは、入社してから気づくことが多いよね。
うすうす感じてはいるけど、確信できなかったり、信じたくない気持ちもあって
ブラック企業だと確定できるまで時間かかることもあるね。
もし、自分の会社がブラック企業だったときにあなたならどうする?
アルバイトと違い、社員として会社に入社すると簡単に会社を変えることができません。
なので、会社に入社する前にはどんな会社か?をしっかり調べる必要があります。
しかし、会社は入社してみないと、良い会社か悪い会社か分からないこともあります。
毎日終電まで働いても仕事が終わらない・・・
上司がいつも怒っていて働きづらいなあ・・・
配属された部署や、上司によって働き方は大きく変わるよね。
この記事では、自分が働く会社がブラック企業だったときにどう行動するべきかをお伝えします。
何がブラック企業の原因なのかを細分化して考える
どんなこともにも言えることですが、何かを考える時には「細分化」することをおすすめします。
今回も、自分の会社がブラック企業だった場合でも、ただ現状を嘆くだけでは何も変わりません。
まずは、何がブラック企業の原因となるのかを考えていきます。
会社の風潮がブラック企業そのもの
会社の風潮、雰囲気、つまり会社の存在そのものがブラック企業である場合があります。
例えば、古い考えでしか動けない会社の場合、今の世の中の動きを無視することがあります。
頭で考えて仕事をすることを放棄して、過去のやり方にしがみついているので、根性や気合といったあいまいなものに期待して仕事をしようとしています。
上司や先輩がブラック企業の要因
親と上司は選べない、という言葉があります。
上司はもちろん、先輩や同僚も自分では選ぶことができません。
なので、上司や先輩が自分と合わないと、自分にとって会社がブラック企業となります。
上司にも色んなタイプがあります。
パワハラが当たり前、セクハラをする、感情の起伏が激しい、無駄に厳しくする、放置主義など。
勤務体系が過酷すぎてブラック企業
勤務体系や労働条件が厳しいことが、よくブラック企業の代名詞となっています。
残業が月100時間を超えると過労死ラインと言われていますが、毎月100時間を超える残業がある職場もあります。
休日も少なく、自分の時間が持てないほど労働を強制されるケースもあります。
また、給料が安かったり、働いた分の給料も貰えない場合もあります。
勤務体系や労働条件が過酷すぎることはブラック企業です。
業界全体にブラック企業が多い
業界そのものがブラックであることもあります。
飲食業界や保険業界、IT業界などもブラック企業が多いことで有名です。
業界自体がブラックである場合、同じ業界である限りブラック企業に入社してしまう可能性は高くなります。
就職する際には、業界の様子や働き方を調べておく必要があります。
会社のビジネス構造自体がブラック企業
自分の会社がブラック企業である場合、ビジネス構造をよく見てください。
そもそも自分の会社が行っているビジネスがブラックな構造となっている場合があります。
社員の時間を搾取しないと成り立たないビジネスなどは、本来、ビジネスとは言えません。
正しく仕事をして、正しくお金を稼げないのであればビジネスではないので、従事する価値はありません。
ブラック企業である原因を解決できるなら解決する
ブラック企業の原因は、企業や社員によって様々です。
もちろん会社が悪い場合もありますが、場合によっては社員に原因がある場合もあります。
どんな理由であっても、ブラック企業を改善できるなら会社のためにも、自分のためにも改善するべきです。
業務改善を試みてブラック企業を改善する
職場や仕事のやり方が原因でブラック企業となっているなら、業務改善を試みて改善することも一つの手になります。
例えば、業務量が多くて残業が慢性的になっているのであれば、業務量を減らす努力も必要となります。
同じようなタスクがあれば、単純化できないか検討したり、VBAで自動化できないか検討する必要もあります。
仕事について勉強して仕事ができるようになる
自分が仕事ができないと、仕事はつらく、苦しいものになります。
しかし反対に、仕事ができるようになれば、仕事を楽しく、やりがいも感じられるようになるケースもあります。
今、まだ、仕事に慣れていなかったり、経験がなくて会社がブラック企業に見えてしまっているなら、勉強や努力で解決できることもあります。
自分の会社がブラック企業であることを信頼できる人に相談する
自分で解決できるかどうか判断がつなければ、信頼できる人に相談するのも吉です。
自分が置かれている状況は、自分ではよく見えません。
なので、周りの人に客観的に状況を見てもらい、アドバイスをもらうのも手です。
ひとつ、気をつけなければいけないのは、大体の人は相手の会社を悪く言いづらいものです。
なので本当に思ったことも聞くことができないかもしれません。
あくまで参考程度として、最後は自分で考えましょう。
ブラック企業はほぼ解決できないから逃げる!逃げる方法を3つご紹介
ブラック企業は自分ではどうにもできない場合がほとんどです。
努力しても変えられないなら、自分に被害が及ぶ前に逃げる必要があります。
ここでは、主な逃げ方を3つご紹介します。
ブラック上司や部署から逃げるために部署異動を願い出る
まずは会社の中で逃げることです。
中規模の会社であれば、複数部署あります。
ビルのフロアも複数あれば、部署異動をすれば今の上司や部署から逃げることができます。
大きな規模の会社であれば、2度と上司と会わなくてもよくなることもあるでしょう。
部署異動は、会社が変わるわけではないので、給料が途絶えることもなく、面接などをする必要もありません。
同じ会社なので、部署は新しくなっても、1から始めるわけではないので気が楽です。
会社や上司と一度距離を取るために休職する
体と心を休めるために、休職を取る方法もあります。
体調不良や一過性の原因で、会社がブラック企業と感じていれば休職を取る方法があります。
休職をとればある程度まとまった休みが取れるので、リフレッシュする機会になります。
一度、休んで改めて仕事に向き合うのも必要な場合があります。
ブラック企業から逃げるには転職が一番
ブラック企業から逃げるには、転職してしまうことが一番良いです。
会社の体質や、上司を変えることはできません。
しかし、会社は転職すれば変えることができます。
自分を責めすぎたり、我慢しすぎたりして、自分の肉体や精神に支障をきたしたら元も子もありません。
今の会社でなければ絶対にいけない理由がなければ、転職することをおすすめします。
まとめ
もし、入社した会社がブラック企業だと感じたら・・・
まずはブラック企業だと感じた原因を探りましょう。
原因が外部要因になるなら、部署異動や休職などをしましょう。
内部要因であれば、仕事について勉強するなどして、ブラック企業の原因を取り除きましょう。
とはいえ、ブラック企業への対策は転職してしまうことが一番です。
自分の大切な人生をブラック企業なんかで無駄にしないように、会社をしっかり見極めて行動する必要がありますよね。
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