この記事のまとめ
この記事では、ブラック企業を辞めるべき理由や考え方を経験に基づいてまとめています。
こんな人におすすめの記事です。
ブラック企業で働いているとき、毎日辞めるべきかどうするか考えていました。
考え抜いた結果、転職を選んで今はとても大満足しています。
もうこの世にはブラック企業しかないんだ・・・
今は大変だけど、もっと頑張ればきっと報われるはず・・・
そんなことはまったく無いから、よく考えてみてねw
ブラック企業で働いていた経験から言うと、ブラック企業は辞めるべきです。
今回はブラック企業を辞めるべき理由や、転職に至るまでに考えたことなどをお伝えします。
今、まさにブラック企業で悩んでいる人は参考して、より良い選択をしてくださいね。
ブラック企業を経験して3年・・・何も成果は得られませんでした!
ブラック企業で3年間ほど働きましたが、正直、何も得るものはありませんでした。
ブラック企業の経験談
新卒で入社した会社がブラック企業で、3年間営業職として働きましたが、何も得るものなく過ぎた3年間となりました。
新卒での入社だったので、仕事の仕方の基礎を学ぶ重要な時期でしたが、自分で学んだ最低限しか学べませんでした。
そして営業なので、本来はセールス技術の身につけていくはずが配属された部署・上司が最悪で、必要なことも学べず萎縮しながら働く毎日でした。
その他、ブラック企業で働いたことで生じた後悔は以下ページも御覧ください。
ブラック企業を辞めたのは辛かったから
ブラック企業を辞めた理由としては、ずばり、辛かったからです。
「辛い」「帰りたい」「辞めたい」「何のために働いてる」
毎日、そんなことばかり思いながら働いていました。
ブラック企業で働いている時は、仕事中だけじゃなくて家にいるのに「帰りたい」と思っていましたね。
その時の気持ちや考えていたことは下の記事も見てみてください。
ブラック企業は体を壊す可能性が高い
働くのが辛いという他にも、自分の健康面を考えても辞めて正解でした。
ブラック企業では体を壊す可能性が高いですからね。
労働環境が悪い
働いていたブラック企業は、労働環境が最悪でした。
毎日、終電まで働いて、休日も仕事をして気が休まる日がありませんでした。
仕事もずっと車を運転していたので、腰痛や交通事故との戦いでした。
長く働いていたら、必ず体か心を壊していたと確信しています。
人間関係が最悪だった
ブラック企業時代の上司は、最悪な人でした。
すぐキレて、手柄を横取りして、売ったあとのフォローをせず、社内の評判も最悪でした。
何人も部下が辞めていく中、ぼくは新卒として配属されてしまいました。
仕事のことを質問しても切れられ、少しでもミスをすると1時間単位で怒鳴られ続けました・・・
話し合うことも許されず、給料だけにしか興味がないような人でした。
転職する理由の1位と言われる「人間関係」を、新卒で配属して1週間で思い知ることになりました。
給料・待遇が悪いなら働く理由はない
ブラック企業では何も得られないので、給料・待遇が悪いのであれば、もう働く理由はありません。
働く理由は人それぞれありますが、突き詰めると給料をもらうためです。
ただでさえ辛い思いをしているのに、給料まで低かったらもう働く意味はまったくありませんよね。
もし、ブラック企業で働いている自覚があり、給料や待遇が悪い状態で働き続けているのは、仕事や働くことの本質を見失っています。
もう一度、なぜ働いているのかを見直してみてください。
きっと働いているが無いことに気が付くと思いますよ。
スキル、知識が手に入らないので転職できなくなる
ブラック企業で働き続けることの怖さの1つに、「スキルや知識が手に入らないこと」もあります。
特に新卒にとっては、社会人の最初の3年は今後の人生も左右するような大切な期間です。
ブラック企業で働いていると、社会人としての未来も落ちぶれてしまう可能性があります。
ブラック企業では、まとも教育やOJT、労働環境がないため、本来手に入れられるはずのスキルや知識が伴わないことがあります。
スキルや知識を得られないと、自分が成長できないのは当然ですが、ますます転職ができなくなります。
色んな著名人もブラック企業からはすぐに転職することをおすすめしている理由も、八方塞がりになってしまうからですよね。
そこで働き続ける限りブラック企業はなくならない
ブラック企業で働くひとがいる限り、ブラック企業はなくなりません。
どうしても人は、自分じゃなくて環境に変わって欲しいと思いがちです。
ブラック企業で働いてても、いつか労働環境が改善すると希望を持っていしまいます。
しかし、そんな希望は持つだけ無駄。
あなたのようなブラック企業で働き続ける人がいる限り、ブラック企業はなくせません。
SNSで企業名を好評しようが、労働基準監督署に出向こうが、ブラック企業で働くひとがいる限り残り続けるものです。
なくせるとしたら、働くひとが全員退職してしまうしかないです。
ブラック企業とホワイト企業の違い
ブラック企業と対して、ホワイト企業と呼ばれる会社があります。
労働環境はもちろんですが、もっと大きな違いを秘めています。
ホワイト企業は例えば、働いた分の給料はきちんともらえて、必須の待遇はすべてそろっていて、人間関係に悩むことなく、残業も月10時間ほどだったりするんです。
ブラック企業とホワイト企業の大きな違いは、こうした労働環境に加えて「将来性」があります。
あなたが楽しく充実した社会人生活を送れる将来性や、出世して家族も十分に養えてお金の心配もしなくて良い将来性など働く意味そのものと言えるものをホワイト企業は持っています。
さらに、企業としての将来性もあります。
ホワイト企業は社員が辞めないので、ノウハウやスキルを蓄積できて効率よく企業を成長させることができます。
企業が成長すれば、社員にも還元されるのでより皆がwin-winになれます。
ブラック企業には、社員にも企業としても将来性がないので働き続ければ働き続けるほど、将来は下降を辿っていくわけですね。
家族・恋人がブラック企業で働いていると大変なことに
ブラック企業で働いていると、家族・恋人にも被害が出ます。
給料が安い、帰りが遅い、休日も家にいないだけではありません。
ストレスが溜まり、家族や恋人にあたることもあるでしょう。
もちろん、結婚はできません。
結婚していたら離婚につながる可能性も高いです。いわゆる、家庭崩壊です。
あなたの言い分も分かります。
家族のため、結婚資金のため、誰かのために働いていると言うでしょう。
その実は、辞めない理由を探しているだけです。
家族や恋人と幸せになりたいなら、ブラック企業で働いている場合ではないです。
まとめ
ブラック企業で働くひとは、自分がどのような環境にいるのかもう一度考えるべきです。
ブラック企業で3年働いた経験からお伝えすると、そのまま働き続けても何も得るものはありません。
それどころか、毎日辛い思いをしながら働いて、心や体を壊す恐れもあります。
お金が大好きで、お金のために頑張れる人は働き続けても良いですが、そもそも給料が低かったり待遇が悪ければすぐに辞めましょう。
ブラック企業で働いてもスキルや経験も手に入らないですし、少しでも今の会社の将来に期待しているなら無駄です。
それより一刻も早く転職して、新しい職場で経験を積んだほうが今後の人生に大いに役に立ちます。
実際ホワイト企業で働いている感想としても、全く得られるスキルも労働環境も違います。
もちろん、ホワイト企業の方が圧倒的に良いです。
家族や恋人にもこれ以上、迷惑や心配をかける前に転職をして幸せにしてあげてください。
ブラック企業を辞めることは、あなた1人の問題ではありませんからね。
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